GKPマンホールカード制作チームでは、本年秋ごろからカード制作の今後について議論を重ね、マンホールカードの継続的な事業運営のためには、制作費用の改定を行わざるを得ないという結論に達しました。
このような結論に至った経緯については下記の通りです。
昨年夏、GKPが運営しているマンホールカードの検索データベースがサイバー攻撃を受けてデータが全て破壊され、3ヵ月あまりダウンしてしまったことはご記憶に新しいところかと存じます。セキュリティに関するGKPの考え方が甘い、とのお叱りはその通りだと忸怩たる思いでございますが、逆に申し上げれば、我々が考えている以上にマンホールカードに対する社会的関心が高まっており、これまでボランティアをベースに何とかやりくりしてきた運営体制では対応できないレベルに達した証ではないか、と結論づけました。
ダウン後の復旧として、高いセキュリティを持つシステムにデータベースを再構築し、現在まで安定的に運用できている状態となっていますが、そのためのコストが重くのしかかっている状況となっています。
また、現実的な問題として、原材料費など諸物価高騰の折、製作費そのものも引き上げざるを得ない状況となっています。
GKPの予算で賄えるかどうかも検討してまいりましたが、非常に困難であるとの検討結果を踏まえ、財源等について抜本的に対応を議論した結果、下記のとおり値上げせざるを得ない、という形になったものです。
新たにご負担いただく財源を確実にセキュリティ向上に充てるほか、安定的なマンホールカードの運営を行うために必要な様々な対策に充て、より充実した運営を目指してまいりますので、関係者の皆様のご理解をよろしくお願い申し上げます。
1.値上げの時期
2024年(令和6年)4月1日からの発注分から
2.値上げ後の価格
従来)40,000円(税込み44,000円)/1ロット(2,000枚)
新)45,000円(税込み49,500円)/1ロット(2,000枚)
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