GKP広報大賞2022 受賞者セミナーを開催しました

公開日:2023年3月19日

 下水道広報プラットホーム(GKP)は令和5年3月13日(月)、GKP広報大賞2022(第10回)受賞者セミナーを開催し、堺市上下水道局(グランプリ)、北九州市上下水道局(準グランプリ)、神戸市建設局東水環境センター(同)、九州産業大学地域共創学部佐藤ゼミ「Hole in one」(同)の4団体を表彰しました。
 堺市上下水道局は、今回のグランプリ受賞が通算3回目のグランプリ・準グランプリ受賞となり、今回新たに創設したGKP広報大賞「殿堂入り」に認定させていただきました。
 表彰セレモニーの後は受賞4団体によるパネルディスカッションを開催。プロジェクト立ち上げのポイントや、課題の乗り越え方、プロジェクトの今後の方針や横展開の方向性などについて意見を交換しました。
 健康福祉部局との連携によって2つのウォーキング企画を実現し、グランプリに輝いた堺市上下水道局は、副市長をリーダーとする高齢者の健康増進ワーキンググループの発足を機に「デザインマンホール活用」の構想が生まれ、これが両局の連携のきっかけになったといいます。今回の企画は双方にとってメリットがあったうえ、一緒に進める体制ができていた(各所のキーパーソンが味方になってくれた)こと、ニーズに合致(デザインマンホール人気)していたこと、職員に過大な負担をかけずに遂行できたことなどが成功の決め手になったとのことでした。
 このほか、北九州市上下水道局は若手中心で動画制作に取り組んだ視点から、神戸市建設局東水環境センターは毎回優れた企画を生み出す広報チームの新たな挑戦とノウハウ、Hole in oneは学生の研究を通して見えてきた下水道の気付きや広報の可能性などについてお話しいただきました。
 なお、GKP広報大賞は10回目の開催を記念し、これまでの記録に基づくレコード表彰も行いました。詳しくは下記をご覧ください。

受賞コメント

堺市上下水道局
このたびは、GKP広報大賞グランプリと初代殿堂入りという栄誉を賜り、誠に有難うございます。
高齢者の健康増進事業と上下水道事業が組織の垣根を超えて連携し、ICT技術等を活用した新たな挑戦を評価していただいたことは、「続けることで、続く!-変化を恐れず、創造・挑戦し続ける-」を経営理念とする我々にとって、大きな励みとなります。
今後も、利用者から信頼される上下水道をめざして、皆さまと共に切磋琢磨してまいります。

堺市の出耒明彦氏(右)と長岡審査委員長(左)
堺市の竹田由実氏(右から二人目)と小林由夏審査委員(左)も加わって記念撮影


北九州市上下水道局

この度はGKP広報大賞準グランプリに選出いただき有難うございます。審査会においては、建設中の雨水貯留管でスケートボードを実演したPR動画について高く評価いただくとともに、今後の展開等についてご意見をいただき、大変励みとなりました。また、他都市における様々な活動を知ることができ、大変参考になりました。
今後も機会を捉えて下水道広報に継続的に取り組み、発展させていけるよう努めてまいります。

   住吉 薫氏(右)に表彰状を授与
             記念撮影

神戸市建設局東水環境センター
このたびは、準グランプリをいただき、ありがとうございます。
インパクトのあるポスターで多くの方から下水道への関心を引き出したい!
ラグビー選手の迫力を活かすデザインを求めて、消化タンクの前で寝そべったり。下水道の役割を短いフレーズ伝えるため、ポスターのデザインをお題に、何度も大喜利大会を開催しました。
頑張ったことが報われ、高い評価を頂き、大変感謝しています。
今後も楽しく全力で下水道の広報活動に取り組んでまいります。

    武仲瞬也氏(右)に表彰状を授与
             記念撮影

Hole in one(九州産業大学地域共創学部佐藤ゼミ)
このたびは、準グランプリをいただきありがとうございました。
研究を通して、下水道事業に感じた素朴な疑問を明らかにしたいという想いで2年間活動してきました。この活動によって、少しでも多くの人々がマンホール蓋や下水道事業に関心を持ってくれたらそれ以上に嬉しいことはありません。
今後は調査地域を広げ、下水道事業に対する”関心”が”理解”へと繋がるような具体策を見つけ出し、広報の発展に寄与していきます。

オンラインで森 卓命さん、山下雅敦さん、木村元継さんに授与
              記念撮影

パネルディスカッション要旨
パネルディスカッション要旨はこちらでご覧いただけます

■GKP広報大賞2022 受賞団体
【グランプリ】
 ・堺市上下水道局 健康増進事業と上下水道事業が連携した新たな広報の取組
          ~市民の健康を守る一助はマンホールにあり!?~
【準グランプリ】
 ・北九州市 魅せて、伝えた“北九州市の街を守る底力”雨水貯留管 ~「PR動画公開」と「管内での出前授業」~
 ・神戸市建設局東水環境センター 「下水道×アート×SDGsプロジェクト」(ラグビー編)
 ・Hole in one(九州産業大学地域共創学部佐藤ゼミ) 大学生によるデザインマンホール蓋の広報効果研究

【殿堂入り】
 堺市上下水道局

◇レコード表彰◇
 <最多エントリー賞>
 地方公共団体部門 京都市(7回)
 民間企業部門   メタウォーター㈱(10回)
 関連団体等部門  (公財)愛知水と緑の公社(6回)
 <最多受賞>
 地方公共団体部門 堺市、神戸市(4回)
 民間企業部門   メタウォーター㈱(5回)
 関連団体等部門  (公財)埼玉県下水道公社、(公社)日本下水道協会(2回)

今回のセミナーの様子は、下記の動画でご視聴いただけます。

| プライバシーポリシー | お問い合わせ |