コミュニケーション研究会「第4回広報フォーラム」を開催しました

公開日:2019年4月3日

 コミュニケーション研究会(コミュ研)は3月11日(月)、日本下水道協会5階会議室で「第4回広報フォーラム」を開催しました。
 今回のテーマは、『「一緒にエコ」で顧客との接点を創る』。講師に花王株式会社のESG活動(環境・社会・ガバナンス)を牽引している金子洋平氏(ESG部門ESG活動推進部長)をお招きし、同社が実践している出前授業やエコプロなどを通じて培った顧客とのコミュニケーション手法、BtoC広報のノウハウ、水負荷の低い商品開発ならびに環境への取り組みなどを伺いました。
 日々の暮らしにおいて身近な存在である花王の製品ですが、近年は環境への取り組みが商品開発に反映されており、例えば「アタックNeo」は、従来2回必要だった“すすぎ回数”を1回に減らしたことで知られています。金子氏の説明によりますと、同商品は製造過程で二酸化炭素排出量(CO2)を21%カットしている上、これを使って家庭のすすぎ回数を1回減らすと、さらに22%のCO2削減が見込めるとのことです。まさに、企業と消費者が一体となった「いっしょにエコ」の実践と言えます。
 フォーラムではこのほか、同社が川崎市と協力して行っている出前授業やエコプロへの出展、環境絵画コンテストの開催など、花王の環境活動とコミュニケーション活動の事例が紹介されました。
 当日はGKP団体会員を中心に約40名が参加。BtoCコミュニケーション手法やその具体事例などから多くのことを学んだ一日でした。

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