関西で初のマンホールサミット~神戸市東水環境センターに約300人が来場~

公開日:2015年11月28日

平成27年11月28日(土)、神戸市の東水環境センターで関西初となるマンホールサミットを開催し、約300人のマンホールファンや市民が集まりました。
 

 
当日は10時30分より東水環境センターの施設見学会を実施。「下水道の未来を体感する!」をテーマに、来場者の約半数が下水汚泥からバイオガスを生成する施設などを見てまわり、下水道への理解を深めるとともに、資源循環型社会に向けた下水道の魅力を再発見した様子でした。また、見学会の後は神戸市が考案して話題となったマンホール蓋鉄板焼きの実演販売が催されました。地元の婦人会などの協力で実現したもので、マンホール蓋の上で焼かれたお肉や野菜を求めて、長い行列ができました。
 
サミットは13時30分にスタート。GKPの山田秀人企画運営委員による「日本のマンホールは世界に誇れる文化物」を皮切りに、『マンホール100選』の著者・池上修氏による講演「町おこしとマンホール」、白浜公平氏(駅からマンホール管理人)の講演「マンホールは路上の文化遺産」、神戸婦人大学の卒業生の皆さんが語る「神戸のデザインマンホール」、森本庄治氏(みちくさ学会講師)の「マンホールマップで日本を知ろう」、原田英樹氏(関西のマンホール・トラベラー)が自らの活動を紹介する「関西発 マンホールを探す、見る、撮る」などのトークが続きました。また、GKP内のプロジェクトチーム“マンホール・エンジョイ・プロモーション”が企画を進めている「マンホールカード」について概要を発表したほか、メディアに登場する機会も多いマンホール蓋研究家、垣下嘉徳氏が登壇し、「マンホールは路上の芸術」と題して講演をされました。
報道関係への対応は、テレビ局4社、新聞7社、ラジオ3社、WEB4社(事前告知関連も含む)。開催日の夜にはさっそく、MBS報道ニュースセンターでサミットの様子が採り上げられたほか、30日にはeo光「ニュースK」で、12月3日にはABC朝日放送『おはよう朝です』で開催内容が紹介されるなど反響は大きく、今後もしばらく取材や報道が続く見込みです。
 
本サミットでは関西での開催を記念し、紙製のマンホールコースターや缶バッヂが来場者に配られたほか、マンホールコースターなど数々のマンホール関連グッズの展示販売が行われ、多くのファンを釘づけにしました。
来場者に対して行ったアンケートでは7割以上の人が「来年も関西での開催を要望している」と答えるなど、今回の出張サミットは成功裏に終わりました。
 
なお、開催に当たっては、会場を提供していただいた神戸市をはじめ、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、京都市、大阪市、堺市の関係者の皆さまに大変なご尽力を賜りました。また、何よりも、事務局の役割を担っていただいた日本グラウンドマンホール工業会の皆さまの協力無くしては、開催はおぼつかなかったと思います。
この場をお借りし、ご支援いただいたすべての方に対して、深く感謝申し上げます。
 
【開催概要】
開 催 日:平成27年11月28日(土)
場   所:神戸市 東水環境センター(神戸市東灘下水処理場)
神戸市東灘区魚崎南町2-1-23
プログラム:下水処理場見学会(10時30分~12時)
マンホール蓋での鉄板焼き実演販売(11時30分~13時30分)
マンホールサミット(13時30分~16時30分)
※マンホール蓋の実物展示やグッズ展示・販売も行いました。
主   催:下水道広報プラットホーム(GKP)
協   力:日本グラウンドマンホール工業会
滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/和歌山県
京都市/大阪市/神戸市/堺市

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